日本古来の製鉄法「たたら製鉄」でできた鋼です。
その中でも不純物が少なく、硬さも丁度良いものを「玉鋼(たまはがね)」といいます。
とても綺麗な鋼で、錆びにくいです。
卸鉄(おろしがね)は古鉄や、程度の悪い玉鋼や、鍛錬中にはじいた鋼を用いて、火床(ほど)で精製した鋼です。
玉鋼と比べると純度は低く、硬さにバラつきがあります。
上手くまとめると、粘りがあり、変化に富んだ地鉄(じがね)になります。