おそらく造りの短刀です。
この短刀は、お客様より短刀の依頼をいただいて制作致しました。
ご依頼時に「作って欲しいやつを送るから」と送られてきた手紙におそらく造りの短刀の押し型が入っていました。
「平身の短刀だと思ってたのに!」とビックリしました。
あんまり好きな形ではありませんでしたが、作っていくうちに面白くなって、好きになってしまいました。
このおそらくの面白いところをあげると。
➀普通の刀は元幅と先幅は元の方が広いのですが、こ短刀は先の方が少しだけ広いのです。
②刀身の半分以上が切先です!
③鎬(しのぎ)幅が平地幅と比べて1:3の比率になっています。(通常は1:2ぐらいです。)
おそらくにもいろいろありますが、源清麿のおそらくを手本にいたしました!
この後、面白くなって2本も作りました。
久しぶりに凝ったおそらくを作りたくなりました!
コメントをお書きください
小林功幸 (土曜日, 03 9月 2016 14:11)
素晴らしいです(^-^)/
私もおそらくみたいの欲しいです。
また違う作品見せて下さい。
小林功幸 (月曜日, 05 9月 2016 21:28)
勘違いしてました。f^_^;)
おそらく清麿の写しと言う意味にとってました。
今日買った刀の本におそらくが出てました。
作者も違う、、、
こういう形があった事を初めて知りましたf^_^;)